小林久晃と同じく山形との古巣戦を迎えるのが豊田陽平。山形では08年にプロ入り後、初のリーグ戦2ケタ得点を達成し、山形のクラブ史上初のJ1昇格に大きく貢献した。「ここ(鳥栖)の次くらいに愛着のあるというかそういったクラブですから平日の夜の試合でどのくらいのお客さんが来るかわからないですけど楽しみなのかなと思います。自分がいたときに一緒にやった選手と対戦できるのは楽しみです。(石井秀典とは)仲も良いし、楽しみといえば楽しみですね」といつも通りの静かな口調ながら山形への思いを語ってくれた。
豊田自身は約2ヶ月、ゴールから遠ざかっているが直近の第22節清水戦(2△2)では惜しい場面もあった。それだけに「(得点は)欲しいのは欲しいですけど近づいてきてるかなという感覚はあります。こういった時期も必要なのかなと。パワーを溜めるという意味ではないですけど体調だったり、色々な角度から得点をするためにはというのを考えられる良い時間」と前向きに考えている様子だった
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/09/08 17:00