高校時代からライバルとしてその存在を認め合ってきた古賀正紘が今シーズン限りで引退するのを受け、北嶋秀朗コーチは次のように話した。
「選手権で負けたのは1回だけで、点が取れなかったのも1回だけ。その試合が古賀がいたときの東福岡戦だった。『こいつスゲーェな』っていう印象があってね。自分のことより人のことを考えられる選手。年長者が出している空気はチームにダイレクトに浸透しやすいと思うんですよ。ああやって福岡が(J1昇格)プレーオフの決勝まで進んでいるのも、アイツの出す空気感がいいほうへ伝播して、チームの成績につながっていると思う。引退する年にチームがJ1に上がるってなったら、アイツにとっても箔がつくと思うからね(笑)、ぜひ頑張って欲しいなと思います」
(熊本担当 井芹貴志)
2015/12/02 17:55