後半からの出場で試合の流れを変える
後半の開始と共にボランチのポジションに入ったMF柏木陽介は、いきなり左足で長いパスをFW岡崎慎司に送る。ヘッドで折り返しボールを受けたMF香川真司がシュートに持ち込もうとしたところで相手DFのソティアロットに倒され、PKを獲得した。
このチャンスはキッカーの岡崎がPKをGKセレイラットに阻止されたが、その3分後に柏木のFKから相手のオウンゴールが生まれた。その後もタイミングの良いパスでMF原口元気のドリブルを促すと、63分には再びロングパスから交代で入ったばかりのFW本田圭佑をペナルティエリアに侵入させる。
前半は相棒のMF遠藤航と共に単調なパスやミスが目立ったMF山口蛍も柏木を起点に効果的な縦パスを出すなど、周囲に明らかな変化が起きた。そこからなかなか追加点が生まれない中、81分には香川からバイタルエリアでパスを受けミドルシュートを放った。「狙い通りだったけど、ちょっとコースが甘かった」と振り返る弾道はGKに片手で弾き出された…
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(BLOGOLA編集部)
2015/11/21 12:20