90分間、高水準のプレーで勝利に貢献
今年最後の代表戦となったカンボジア戦。前半の日本代表は相手のディフェンスを崩せないどころか危険なカウンターを何度も受けるなど、低いパフォーマンスに終わってしまった。後半はMF柏木陽介とMF本田圭佑の投入もあり、攻め方が変化した。これによってリズムが変わり、2-0の勝利に持っていくことができた。前後半、違う内容となったゲームの中で、90分パフォーマンスが安定していた選手がいる。これまでの左ではなく右サイドバックを務めたDF長友佑都だ。
前半は全体的にパスミスが目立ち、センターバックの吉田麻也と槙野智章が相手FWラボラビーの対応に苦しむ状況で、長友も下がった位置での対応を強いられた。それでも、そこから機を見て長い距離を駆け上がり、前方のMF原口元気をサポートしながらクロスも狙った。
前半34分にはDF遠藤航からのサイドチェンジをヘディングで落とし、MF宇佐美貴史の惜しいシュートを演出。その1分後にも再び遠藤のパスから縦に仕掛けてCKを獲得するなど、前半にあった多くのチャンスには長友が絡んでいた。柏木が入った後半は中盤でボールを失う場面が減少したこともあり、より高い位置から攻撃に絡んで立て続けにクロスを放った
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(BLOGOLA編集部)
2015/11/21 12:18