日々の綿密なスカウティングを欠かない指揮官にとって、日本代表戦もG大阪から選出されている選手のコンディションなどを確認するための場でもある。イラン戦をTV観戦した長谷川健太監督は宇佐美貴史のパフォーマンスについて「もっとやって欲しいと思う」とダメ出しした。「ポテンシャル的にはあのメンバーの中で一番輝いてもいいものを持っている」と期待するがゆえに「まだ、その力を出し切れていないので頑張って欲しいなと」(長谷川監督)。
自身も日本代表の一員としてW杯予選などを戦い、アジアの強豪との戦いの難しさを知る指揮官だが「あのレベルでは相手をチンチンにするぐらいのレベルの選手になってほしい。それだけのポテンシャルは持っている」とあらためてその伸びしろに期待を込めた。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/10/15 15:44