明治安田2nd第10節・山形戦(3○1)で記録した浅野拓磨のゴールが9月の月間ベストゴールに選ばれた。
浅野は「うれしいです」と喜び、「練習試合でああいうプレーはできていたので自信を持っていましたけど、公式戦では出せていなかった。自信を持てるゴールになりましたし、自分の特徴が生きたゴールだったかなと思います」と、ダイナミックなゴールを振り返った。
Jリーグ選考委員会による総評には『若き日のマイケル・オーウェン(元イングランド代表FW)を彷彿とさせる長距離のドリブルからのゴールであった』との一節もあったが、浅野はオーウェンに形容されても実感がわかない様子。「知ってることは知っていますけど、ピンと来なかった。顔もよく分からないです」という。
それもそのはず、浅野はオーウェンがバロンドールを受賞した2001年はまだ7歳だったのである。新世代が台頭してきていることに、改めて驚かされるエピソードだった。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/10/15 17:40