就任1年目から大森晃太郎や西野貴治らを抜擢して来た長谷川健太監督。20日の明治安田J1・1st第16節の仙台戦では2種登録の堂安律のプロ初先発が濃厚だ。「(昨日)言ったとおりです。ボールも落ち着くし、新しい風を吹き込んでくれればと思う」と17歳のフレッシュさがもたらす新たな化学反応に期待を寄せていた。
前節の神戸戦では宇佐美貴史とパトリックの2トップが封じられ、攻め手を欠いた。攻撃の再活性化が目下の課題だ。「攻撃では個のひらめきとかが出て来ないと、きちっとブロックを作った相手は切り崩せない。そういう意味でも堂安が出るし、彼の感覚をチームに吹き込んでくれればいい」と指揮官は話していた。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/06/19 19:35