27日の練習後、この日が28歳の誕生日であった楠神順平に対して、恒例の小麦粉攻めが行われた。扇原貴宏の攻撃を合図に一斉にスタートした“手荒い祝福”だが、普段と少し違ったのは、攻撃に加わる人数がいつもより多かったこと。楠神に対する人望の厚さが見て取れたが、食らった本人は、「やり過ぎ(笑)バケツごと(の水)はないわ(苦笑)」とボヤいた。
今日、巻き添えを食らったのはパブロ。楠神と同じくらい顔やユニフォームを白く染めた。「ジャキ(渡名喜ようぜんジャキソン通訳)、ヤマ(山下達也)、タカ(扇原)にやられた。でも、順平は自分にとっていい友達だから、仕方ない。順平は素晴らしい選手。メッシみたいな選手。速くて細かいタッチのドリブルで抜いていく。僕は彼のファンの一人」と話した。
また、今朝決定した、野洲高の1年後輩である乾貴士のスペイン1部・エイバルへの移籍について、楠神は、「あいつは高校時代からスペインでプレーしたいと言っていた。それを叶えるのはすごい。実際のプレーも見てみたい」と後輩の“夢実現”を称えた。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/08/27 18:48