「広島でもメンバーには入れるようになってきたけど、途中からだったり、Jリーグカップ(の出場)だったり。やはり試合に出たかったので、オファーに応えました」
6月23日、工藤浩平の広島からの完全移籍が発表された。昨季は京都で大黒将志とのホットラインを形成し、得点量産に多大な貢献をしたパサーである。新天地の松本でも、求められる仕事は大きくは変わらない。決定的なチャンスを作り出すラストパスだ。
「ボールを触れればどこでも、と思っています。ボールを触ってリズムを作るのが好きだし、ラストパスも狙っていきたいですね。チームの中での役割もあるので、任せられたところで結果を出せるようにやりたい」
試合に飢えているだけに、もちろん2ndステージ初戦に照準を合わせている。
「(浦和戦は)もちろん意識しています。普段の練習からどんどん自分をアピールして、チーム内で競争していきたい。試合に出るために松本に来ましたから」
(松本担当 多岐太宿)
2015/07/09 20:00