最近好調の坂井大将。今週、ゲーム形式のメニューで年代別代表の先輩でもある松本昌也と並んでプレーし、互いの良さを引き出し合うシーンを多く作った。
もとより間で受けるプレースタイルもサッカー観も似通った二人。同じ質問を別々にぶつけると、ほぼ同じ答えが返ってくる。松本にしたのと同様に「球際の強さとは何か」と訊ねると「フィジカルがすべてじゃなくて、予測だったり出足の一歩目だったり」と、案の定ほとんど同じ回答だった。
「昌也くんとは距離感良くお互いを見ている。上手くワンタッチで繋ぎつつ、他の選手がそれに絡んでくるので楽しい。昌也くんはアンカーをやるようになってセカンドボールへの意識が高まり、この数節でプレースタイルが変わった。フィジカルも強くなり、力強さを感じる。今日も昌也くんに『近くでプレーしながら積極的にトライすればいいから』と言われたので信じます」
高いポテンシャルを秘めた弟分・坂井の今季初出場も近そうだ。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2015/05/29 16:59