リーグ戦3連敗を喫し、順位も5位まで下がってしまったFC東京。25日の練習では、マッシモ・フィッカデンティ監督が選手全員を集めて、約40分の青空ミーティングを行った。円陣の中心で熱弁を振るい続けた指揮官は、その後も全体練習が終わったあとに攻撃陣だけを集めて、連係からシュートまでのメニューを指導していた。
連敗中のため、チームには重たい空気が漂うのも仕方がないが、主将のDF森重真人は青空ミーティングについて「ディズニーランドの行列でも、外であれだけ立っていない(笑)」とあえてユニークに表現していた。ただ、いまの苦しいチーム状況については真剣な表情で「こういう苦しい時期こそ、チームが一つになっていろいろなことを共有して、まとまって戦っていかないといけない」と強調。27日に迎えるJリーグヤマザキナビスコカップ第6節・広島戦での必勝を誓っていた。
(FC東京担当 西川結城)
2015/05/26 07:00