FC東京は27日、今季限りで契約満了となるマッシモ・フィッカデンティ監督(48歳)の退任を発表した。チームは今季年間総合順位4位に終わり、チャンピオンシップ出場を逃した。現在天皇杯ではベスト8まで勝ち進んでいるため、12月26日に予定されている準々決勝・広島戦以降の試合まで引き続き指揮を執る。なお、後任には10年途中までチームを指揮した城福浩氏の就任が決定的となっている。
この日、東京・小平のFC東京練習場で取材に応じたフィッカデンティ監督は、次のようにコメントしている。
「今季、クラブ史上最高の勝ち点を重ねたのは事実。本物のチームを作り上げることができた。あとは(天皇杯の)タイトルを勝ち取るだけ。サポーターのために、自分たちのためにもちろん勝ちたいと思っている。何か、他人に見せつけたいということではない。やるべきことを最後までやって、この選手たちと良い仕事をしたい。(監督退任は)クラブと私のお互いの決断をリスペクトして出された答え。最後の最後までしっかりこなしていきたい」
(FC東京担当 西川結城)
2015/11/27 20:27