26日のACLラウンド16第2戦に向けた公式練習、前日会見が日立柏サッカー場で行われた。柏は第1戦に先発した栗澤僚一、武富孝介が別メニュー調整とやや不安を抱えつつ、すべての決するホーム戦に臨むことになる。
第1戦(柏3○2水原)を落とした水原のソ・ジョンウォン監督は強気の姿勢を崩さず、「韓国チームは柏に負けるというジンクスもあるらしいが、私は日本のチームに(アウェイで)1回も負けたことがない」と強調していた。
柏の右SBキム・チャンスは母国のクラブを相手にしつつ、韓国代表の先輩ヨム・ギフンとマッチアップすることになる。「非常に重要な試合になるので、韓国のチームだとか他のチームだとかいうことは関係なしに、ベストを尽くしたい。彼の左足は驚異的で、経験も豊富な難しい相手であることは間違いない。でもグラウンドに立てば先輩・後輩は関係ないと思っている」と決意を述べていた。
2人とも口調は穏やかながら、決意の強さが伝わる質疑応答だった。
(柏担当 大島和人)
2015/05/26 07:00