[大宮]今季初の紅白戦を実施。新加入の高橋祥平選手が好パフォーマンスを披露も、「もっと成長しないと試合には出られない」（写真あり）

　21日からチーム練習が始動している大宮アルディージャは25日、今季初の紅白戦を実施しました。30分ハーフで行われた紅白戦は両チーム無得点で終了。早い段階での紅白戦実施に対して、選手たちは一様に「キツかった」と振り返っています。チームの始動以来、トレーニングの内容もシーズン時と変わらぬメニューが多く、例年にはない速さでチーム作りが進行中。今回の紅白戦では個々のパフォーマンスのチェックと、始動日以来取り組んでいる攻撃面のコンビネーションの確認作業に重点が置かれました。
　強風という難しいコンディションの中、新戦力で好パフォーマンスを発揮したのは高橋祥平選手。東京Vから加入したCBは身体能力を生かした守備やインターセプトからの攻め上がりで攻撃にアクセントを加えるなど、存在感を十分に発揮していました。本人は試合後、「今日はいまできるなりのプレーを出せるように、そして1対1で負けないように心がけた。J1チームの練習は全然違うし、もっと成長しないと試合には出られない」とコメント。新チームでのチャレンジに充実した表情を浮かべていました。
　チームは26日、午前中にトレーニングを行い、午後はNACK5スタジアム大宮で『2013大宮アルディージャファンフェスティバル』に参加。1日のオフを挟み、28日はトレーニング。29日からグアムキャンプへと突入します。
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30分ハーフの紅白戦はゴール前の決定機が少なく、スコアレスに終わった

■MF 13 渡邉大剛選手コメント
「今日の紅白戦はけがをせずにここまで取り組んできた攻撃のコンビネーションを確認した。いまの時点でスムーズにいくところとスムーズにいかないところがあるのは当たり前。これからもミスを恐れずに取り組んでいきたいし、個々の選手がこういうプレーをするのかという特長を少しずつ、つかめたと思う。キャンプに向けて万全な準備をしていきたい。ファンフェスティバルも楽しみ。新しいチームの一つのお披露目でもあるし、ファンフェスティバルを通じてチームとしてファン・サポーターの心をつかめれば」

■FW 32 長谷川悠選手コメント
「個人的には昨年のシーズンの入りよりは体が動けている。思ったよりもシーズン中と変わらない練習をしているし、ベルデニック監督からも攻撃的な部分での発言が多い。毎年言っていることだけど、二ケタ得点は欲しい。昨季も出続けていたときは点を取れていた。チャンスを外す回数も多かったので、不可能な数字ではない。昨季は良い刺激を受けた1年だったし、チームももっと上でやれると思う」

【紅白戦フォーメーション】
【オレンジビブス】
4-4-2
　　　練習生　　富山

チョ　　　　　　　　　　宮崎

　　　　上田　　青木

村上　　高橋　　福田　　渡部

　　　　　　江角
　　　　（→川田）

【黄色ビブス】
4-4-2
　　　長谷川　　練習生

鈴木　　　　　　　　　　渡邉

　　　　金澤　　橋本

下平　　片岡　　菊地　　今井

　　　　　　北野
　　　　（→清水慶）