C大阪にとってクラブ史上3度目となるJ2降格が決定したJ1第33節・鹿島戦から4日が経った。
鹿島戦翌日の30日、永井龍は「現状を受け止めて、来年は自分がJ1に上げてやろう、という気持ち。来季は今と同じコンディションで最初から一年通して出たい」と話し、いち早くC大阪へ残留する意思を示したが、「まだ気持ちの整理がつかない」という選手が大半を占めていることも確か。
丸橋祐介は、「悔しさや申し訳ない気持ちは残るけど、まずは(今節のJ1第34節・)大宮戦をしっかり戦いたい。来季のことは大宮戦が終わってから考えたい。(他クラブから)オファーを頂けることは、選手としては嬉しいこと。(セレッソを)上げたい気持ちもある」と悩める胸の内を明かした。
大宮戦は出場停止となる扇原貴宏は、「現実を受け止めるのに精一杯で、気持ちの整理ができていないのは正直なところ。試合には出られないけど、1週間、しっかり練習をやってシーズンを終えたい」と話し、来季については、「それから考える。クラブとして(来季を)どう戦うかという話はしっかり聞きたい。セレッソというクラブ自体を立て直さないと。クラブの考えはしっかり聞きたい」と、まずは来季のビジョンを求める姿勢を示した。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/12/03 18:34