プレーオフ圏内復帰をかけ、同勝ち点同士で蹴落とし合う第38節・岡山戦。林容平にとっては古巣対決となる。
今季開幕時、FC東京から岡山に期限付き移籍。その期間満了を待たずに7月、急なオファーを受け大分に移籍した。「岡山で思うように結果を出せていないなかで、大分が声をかけてくれた。そんな状況で僕を必要としてくれた大分に『獲得して良かったな』と思ってもらいたい」と、“岡山時代の自分”へのリベンジを誓う。
FC東京ではスルーパスに抜け出すスタイルを確立したが、大学時代までは足元で受けることも多かった林。ここ数試合の大分では1トップでのポスト役がハマっており「組織のピースとして自分の役割をこなしたい」と献身的だ。
特に対戦が楽しみなのは、同い年の押谷祐樹。「彼は頭のボリュームがスゴいんで、もうちょい髪を切ってもいいですね。鳥が出てくるかと思って見てたんだけど、出てこないので面白くないです」と、かつての同僚にダメ出しした。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2014/10/24 18:36