23日、FC東京から岡山に期限付き移籍中だった林容平(写真・右)の、大分への加入が発表された。
「半日で移籍を決め昨夜遅く到着して、いま大分にいるのが信じられない」と笑う林は、合流初日からフルメニューをこなし、「自分に求められているのはゴール前での仕事」と、ゲームではマークを外してクロスに合わせたり、ポストプレーヤーの周囲を動き回ったりした。
ともに埼玉県出身で同い年の若狭大志が「細いから林じゃなくて“もやし”って呼ばれてた」と早速バラしたとおり、177cm64kgと見た目は華奢。だが当たりには強く、練習でも背負って受けるなど体の強さを見せた。背後を突いたり間で受けたりするのも得意だという。
J2第5節・岡山戦では対戦相手として85分に出場。「(出場)直後に伊藤大介さんを削ったので今日謝りました」と反省してみせたが、若狭は「それを機にめっちゃ仲良くなってました」とまたも暴露。8日に加入したラドンチッチに続き、J1昇格への助っ人がまた一人、仲間になった。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2014/07/23 17:29