9日間で4試合というハードスケジュールとなったAFC・U-19選手権を戦い終え、南野拓実が19日からC大阪に合流した。20日の練習もフルで行い、練習後は、「思ったより体は軽かった。昨日も(練習後は)しっかり休んだので大丈夫」と自身の状態について話した。
今節のJ1第29節・徳島戦へ向けては、「後がないと思ってやる。ここから巻き返せるよう、準備したい。(ゴールも期待されるが?)もちろん、そういう気持ちはあるけど、勝てれば誰が取ってもいい。勝つために全力でやる」と、チームを勝利へ導く覚悟を示した。
練習で南野の様子を見守った大熊裕司監督も、「コンディション次第だけど、今日の感じだと、先発も問題ないとのかなと思う」と“ゴーサイン”を出す。
異国での合宿生活、長距離移動、高温の中での極限の激闘と、心身ともに疲労感がないはずはないが、それでも、19歳のエースはチームの窮地を救うべく、残り6戦に全力を注ぐ。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/10/20 18:15