けがで戦線を離脱していた西嶋弘之、市村篤司のSB陣が着々と復帰に向けての歩みを進めている。20日は相模原との練習試合が行われたが、二人はそれに参加せず、1時間ほど黙々とダッシュ、ステップ系の練習を続けていた。トレーニング後は20分以上、一緒にジョギングをしていた二人。話題はもっぱら「酒と女とギャンブル……というわけはなく、以前に二人とも在籍していた札幌時代のこと」(西嶋)が多いという。
復帰のメドについては二人とも特に“この試合”というのは決めておらず、まずは監督へのアピールを強調した。
「練習で監督にアピールするところから始まるので、どこの試合をメドに試合に復帰というのはない」(市村)。
「(全体練習に)合流するのが目的じゃなくて試合に出て貢献するためにリハビリしてきた。試合に出れる出れないは監督が決めることだが、そこに絡んでいけるようにアピールはしていって、チームに少しでもパワーを注入したい」(西嶋)
昨季の開幕戦は左右両SBでスタメンを飾った二人。最終盤のリーグ戦でチームに貢献することを誓っていた。
(横浜FC担当 村田亘)
2014/10/20 17:40