14日の練習後、AFC・U-19選手権での南野拓実の活躍について問われた大熊裕司監督は、「いらんことをしてくれましたね(笑)」と、C大阪の指揮官の立場としての複雑な心境をジョークで表現しつつ、「(予選で決めた)3点とも、素晴らしい得点だった。今経験していることをセレッソに持ち帰って欲しい」と南野の活躍を称賛した。
大熊監督自身、2008年のAFC・U-19選手権では、U-19日本代表のコーチを務めていた。「あの大会(AFC・U-19選手権)の難しさも、国際大会(U-20W杯)を経験する重要性も分かっている。拓実には、ぜひ優勝して帰って来てもらいたい」とエールを送った。
また、南野と同期の秋山大地は、「(南野の活躍は)嬉しいし、刺激にもなる。自分も頑張ろう、という気持ちになる。拓実に負けずに頑張りたい」と話し、プロ初先発の可能性がある天皇杯準々決勝・千葉戦へ向け、気持ちを高めていた。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/10/14 22:03