鹿島から柴崎岳に続き、昌子源と西大伍が日本代表に選出された。なかでも柴崎と昌子はともに”プラチナ世代”と形容された92年生まれ。そして、この年代を象徴する選手と言えば、今節対戦するG大阪の宇佐美貴史だ。
ガンバJrユース時代にはチームメイトだった昌子。当時は宇佐美と同じFWでプレーし、そのあまりの技術の高さに「一生、かなわない」とサッカーから挫折しかけた。それだけに「選ばれなかったのは衝撃。ショック」と驚きを隠さなかった。「100%抜く」という宇佐美の言葉を伝え聞くと「100%抜かれるわ」と笑い、初めての対戦を心待ちにしていた。
また、年代別代表で宇佐美とチームメイトだった柴崎もG大阪のエースFWに対しては特別な思いを持つ。
「間違いなく、この年代でトップの選手。個人的には対戦するのは1回もないので楽しみ」
これからの日本サッカーを担っていくのは間違いなくこの世代。優勝争いへの生き残りを懸けた舞台でどういうプレーを見せるのか楽しみだ。
(鹿島担当 田中滋)
2014/10/02 14:05