川崎Fは15日のC大阪戦から清水、鳥栖と“アウェイ3連戦”を迎える。ACL参戦時顔負けの日程であるが、中村憲剛も「アウェイ3連戦はなかなか聞いたことがない。まあ、(中断前の)最後のほうはホームばかりだったので、その反動はそりゃ来るよな」と苦笑い。しかし、久々の公式戦に関しては「“やってやろう”という感じが強い」と楽しみな様子だ。
疲労がたまる夏場の戦いについては、川崎Fのようなボールを握って相手を走らせるサッカーは有利という捉え方もある。ただそれについては「どっちかな? 分かんない。あまりポゼッションにこだわり過ぎてもダメだし、カウンターもできるならしたほうが良い。そこの臨機応変さは、W杯を見ていても感じる。ドイツはもちろんだけど、アルゼンチンもしっかり守れてカウンターもできる。それでもって、実は握れる。あんまり深く考えないで、こういうときこそ“うまくやること”が重要」と14日に終幕を迎えたW杯を引き合いにして語った。
いずれにせよ、目指すのは勝利のみ。優勝戦線から離されないためにも、確実に勝ち点3を奪い取りたい。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2014/07/14 22:03