第11節・川崎戦を2日後に控えた9日の練習後、囲み取材で『川崎Fは中村憲剛選手がボランチに入ってから連勝中だが?』と問われたクルピ監督は、「彼は非常にインテリジェンスがあり、国内でも指折りの中盤の選手」と高い評価。
そして、「ボランチというポジションはマークが疎かになりがちだが、彼に対しては常に目を光らせる必要がある。それこそ、ハーフタイムや彼がトイレに行く時もね(笑)」と、ジョークとも本音ともつかない言葉を残した。
ただし、”中村マンマーク”には苦い思い出もある。実は、昨季・最終節の川崎F戦では当時2種登録の南野拓実をマンマークに付かせたが、開始17分にその南野が中村に振り切られ、中村自身に得点を許している。
結局、9日の囲み取材では、今節での”中村マンマーク”に対して明言はしなかったクルピ監督。試合当日の判断が注目される。
(C大阪担当 小田尚史)
2013/05/09 19:49