仙台は29日、ブラジル人MFハモン・ロペスの完全移籍加入を発表した。
FCヴォリン・ルーツィク(ウクライナ)から加入したハモン・ロペスは左利きの攻撃的MFで、「右サイドでのプレーが一番得意」というチャンスメーカーだ。選手登録の関係で、公式戦の出場が可能になるのは7月19日のJ1第15節・柏戦から。7月5日のプレシーズンマッチ新潟戦や、7月12日の天皇杯2回戦には出場できない。「練習試合などを通していまいる選手たちと切磋琢磨してほしい。彼は今までの仙台にいなかったタイプ」と渡邉晋監督は考えている。
29日からチームに合流したハモン・ロペスは、これから「ウクライナのように速く、走るサッカーをする印象」というJリーグでの活躍を目指す。ランニング中は、石川直樹とウクライナ時代のことを話したり、上本大海に突如パスを出されたりしていた。練習後にはバーベキューでチームメートと親交を深めており、今後のフィットが期待される。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/06/29 17:29