27日、清水は御殿場キャンプを終えた。初日を除き5日間すべてで2部練習をこなし、その間、ホンダFC(JFL)、慶應義塾大との練習試合も実施。「(選手の個の質に向上のために)われわれがやらなければいけないことは、このキャンプでは達成することができた」と、アフシン・ゴトビ監督も満足した様子だった。
また、キャンプ最後の練習試合である慶應大戦では見られなかったが、前線の選手が裏に抜ける動きをトレーニングしていた清水は、「中盤3人が全員(裏を)狙える選手なので、裏を取って結果を残せている点は続けていければいいと思う」(大前元紀)と、前線の選手にも手ごたえがある。
この後は三保に帰り、30日からは戦術を熟成させる2週間。キャンプで取りかかった攻撃の形や、まだ手を付けていない守備面など、清水はリーグ再開からジャンプアップを目指していく。
(清水担当 田中芳樹)
2014/06/29 17:20