ナビスコカップグループリーグ第6節の神戸戦(0●3)のハーフタイム、トニーニョ・セレーゾ監督は、ふがいない試合を演じる選手たちに怒りを露わにして吠えた。その内容は、記者会見で述べたモノとほぼ同じだったという。
「最低限戦う姿勢や一生懸命やろうとしている気持ちを見てる人にちゃんと伝えないといけない。お金をもらっている以上、一生懸命やることは基本的な部分であって、それを示さないのはあってはいけない。それはプロ意識のなさであり、許されるべきことではない」
そう言って、プロサッカー選手としての意識を選手たちに問うた。
明けて最終節の清水戦を迎えるにあたり、前の試合を振り返るミーティングで選手が身構える中、監督は何も指摘しなかったという。いつもであれば、良かった点と悪かった点を指摘するのだが、その必要はないと感じたのだろう。
ナビスコカップ最終節、選手は同じ過ちを繰り返さないことを証明しなければならない。
(鹿島担当 田中滋)
2014/05/31 14:32