清水は、第5節・鳥栖戦でようやく今季初めての勝利を手にした。昨年10月27日のリーグ第30節・鹿島戦に勝って以来、約5カ月ぶりの勝利。もっとも、アフシン・ゴトビ監督は、そのような表現には納得していなかったが、「『勝つ』ということは何かを癒してくれる力がある」と、久しぶりの勝利にほっとした表情を見せた。
そして、息つく暇もなく、ナビスコカップが始まる。週末には先月の対戦で大敗を喫した磐田との静岡ダービーが控えており、極力この試合で主力を温存したい。しかし、ナビスコカップではここまで1分1敗と、決勝トーナメント進出が厳しい状況となっている。この点を指揮官は「トリッキー」という言葉で説明した。「もちろん、勝利を続けると、チームの自信をもたらすことになるが…」。この1週間を通したマネジメントが重要になる。
(清水担当 田中芳樹)
2013/04/08 18:46