お疲れさまです。
今週末は東京Vとのアウェイ戦。プレーオフ圏内進出のためには勝つしかない東京Vが相手とあって、激しい試合になることが予想されます。しかし、「雰囲気は何も変わらない」とシュナイダー潤之介選手が話すように、横浜FCの面々はいつも通りの雰囲気でした。ピリピリした様子もなく明るい雰囲気、その上で練習には厳しさがあるというのは実に今季の横浜FCらしいなと感じます。
そんな中、今日は練習後に選手から出てきた小ネタをいくつか紹介します
■みんなに言っといてください
練習後、寺田紳一選手に話を聞いていたときのこと。チームの目標は2位ながら、その達成には京都、湘南、大分といった面々が勝点を落とさなければなりません。いわゆる他力ですね。そのことについて寺田選手を話をしていると
「あんまり、他のことを考えすぎないことですよ。他のことは考えない方が良いと思うし、他のことを考えながらできるほど器用でもないと思うんで。自分たちのことに集中するだけです」
とあくまでも自分たちのできることに集中することの大切さを話していました。
「これ、他のみんなにも言っといてください。言っといてほしいです」
とさらに記者にお願いまで。一戦集中の空気作りまで忘れない寺田選手はさすがでした。記者もきっちり他の選手に言っておきました。でも、言うまでもなくという感じで皆さん、集中していましたけどね。というわけで、サポーターの皆さんも一戦集中ですよ。寺田選手からの伝言でした
■検査がなければ…
草津戦後、無作為抽選でのドーピング検査に選ばれてしまった田原豊選手。検査自体は何の問題もなかったそうですが、やはり時間はかかってしまったようで
「めっちゃ大変。すんなり行ったことなんてないから」
と苦笑いで振り返ってくれました。そんな田原選手、この日は練習が終わると早々に引き揚げ、チーム最速で帰宅。検査がなければ、やはり早い…。
■写真提供します
水曜発売号のマッチレポートで実にかっこいい姿の写真が掲載されていたのが草津戦のヒーロー、堀之内聖選手。あまりに写真がかっこよかったので掲載紙を今日の練習後に本人に渡したのですが、本人も
「ツイッターにあの写真を載せたら好評でした」
とご満悦な様子。雨の試合の中での写真だったのでぬれている様子も違った雰囲気を醸し出しており、記者が「水も滴る何とやら、ですね」と言ったところ、そこに居合わせた寺田選手が
「ホリさん、またツイッターのトップとかにその写真を使うんでしょー。今度、ホリさんが飲んでるところの写真、提供するんでそっち載せといてください」
と記者に堀之内選手のイメージダウン作戦?を冗談でお願いしていました。今度はぜひ寺田選手のかっこいい写真を掲載しましょう。
■2位狙いの真意は
次節、東京V戦で引き分け以上の結果でプレーオフとなる6位以内が確定となるが、チームの目標が2位ということもあって今日の練習後の取材でも誰1人としてプレーオフについての言及は出てきませんでした。そんな中で寺田選手と武岡優斗選手は
「11日で終わりたい。そっからオフに入りたい」
と高らかに宣言。実に素直な2人らしいコメントなのですが自動昇格を狙うのはより長いオフのため?(笑)
■せっかくのイケメンが
前節、草津戦で体を張ったプレーで前半のみで負傷退場となってしまった井手口正昭選手。ケガの状態が心配されるところですが左側頭部を2カ所、裂傷を負うも1針、2針と大事には至らず、週明けからヘディング禁止の状態で元気に練習に参加しています
「ケガした瞬間は大丈夫かなって思っていたんですけどチンくん(寺田選手)が『うわ、血出てるやん』って言ってるのが聞こえて、血、出てんのかーって(笑)ま、でも大きなケガにならなくて良かったです」
とケガの瞬間を振り返ってくれました。そんな井手口選手に
「せっかくのイケメン顔に傷が入らなくて良かったね」
と振ってみると
「ホントですよ。このイケメンに傷が入ったら…」
としっかりと乗っかってこの後もボケを続けてくれました。ちなみに左側頭部の裂傷なのでイケメン顔には何の影響も及ぼしておりません。
横浜FC、今日も明るくこんな感じでした。また、小ネタがあれば紹介したいと思います。
それでは。
(横浜FC担当 杉山文宣)
2012/11/01 16:32