前節の鳥取戦直前に廣井友信選手が負傷するなど、リーグ終盤を迎えて、熊本はケガ人が多い苦しい状態となっている。別メニューの選手を除くと、1日の練習ではフィールドプレーヤーが16人しかおらず、ゲーム形式の練習では清川ヘッドコーチと森川コーチもBチームに入ってプレーした。
先週も、岩丸史也選手と畑実選手のGK2人が交互にBチームのセンターバックに入ってプレーする場面が見られたが、今日はここに加藤GKコーチも加わり、岩丸選手とセンターバックのコンビを組んだ。
もちろん専門ではないため、武富選手ら先発が予想される、AチームのFWへの対応には苦労していた様子ではあったが、普段から足元のボールコントロールもしっかりトレーニングで押さえているだけに、後ろからの組み立てもまずまずで、中盤から前へのコーチングもばっちり。そして何より、GKとあって上背があること、さらに言えば2人とも丸刈りの短髪で、ストッパーとして必要不可欠な「相手に対する威圧感」を十分に醸し出していた。
(熊本担当 井芹貴志)
2012/11/01 16:42