第32節・甲府戦で76分から出場した深谷友基。31歳の深谷にとって、人生初のSBでのプレーだった。
「主な役割は守備だったし、3バックの右でやるときと風景も変わらないので違和感はなかった。相手FWには一発もあるし、つねに背後を狙ってきていたので気は抜けなかったが、守備に関しては結構やれたと思う」。試合終盤に高い位置で西弘則のスルーパスに抜け出したシーンに話が及ぶと「攻撃に関しては我ながらセンスないなと思った」と自虐気味で、西も「あれはあれで」と笑った。
田坂和昭監督も試合後に「しっかり戦術を理解しているので急な起用でもやれた」と評価。ますます円熟味を増す深谷だが、「攻撃参加はタイミングが大事。パスがズレたところもあったし、イージーミスをなくして冷静に攻めたい。これからも与えられたポジションで求められる役割をこなす」と、さらにプレーの幅を広げるつもりだ。
大分の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/11/26 17:26