7月24日に右ひざの手術を行った林丈統が先週から全体練習に合流し、コンディションを上げている。
今季序盤、痛みを我慢して出場するうちに状態が悪化。手術してみなくては正確な原因もわからないという状況で、手術後の診断は「変形性ひざ関節症、半月板損傷、軟骨損傷で全治3カ月」。その後もなかなか痛みが引かず「今季は復帰できるかどうか…」と不安と戦いながらリハビリを続けていた。
京都でプレーしていた09年、第30節・大分戦で挙げた同点弾で大分をJ2降格へと蹴落とし、その後、千葉からサーサナFC(タイ)を経て大分に移籍してきた12年、プレーオフ決勝のループシュートで大分をJ1へ復帰させたという因縁を持つ“大一番の男”。今季も林のゴールがJ1残留を決めるのではと待望されていたが、復帰は間に合わなかった。
残る大一番は天皇杯。16日の柏戦で戦列復帰できるか否かは未定だが、元日の予定は空けている。
大分の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/11/12 16:15