高校2年次の進路希望調査では、料理人を目指すために専門学校への進学の意向があることを学校側に伝え、高校3年の夏ごろの段階でも「大学でサッカーをやるつもりも、ましてやプロになるつもりもまったくなかった」
こう話をしてくれたのは、今季成長著しい湘南の19歳・亀川諒史。おじさんが料理人をやっているらしく、そのつてで料理の道を選ぼうとしたらしいが、湘南が声をかけたことでプランは一変し、Jリーガーに。
サッカーを始めるきっかけになったのは2002年のW杯がきっかけだと言う。そこから地元である大阪で「G大阪やC大阪の試合をよく見に行くようになった」とのこと。「当時のC大阪にはフルさん(古橋達弥)や(下村)東美さんがいて。それで去年、湘南に一緒に入団ですよ。何か、不思議な感じがしましたね。こんなことあるんだ、って(笑)」
人生は何が起こるか分からない――。亀川はこれからJリーガーとしてどんな道を歩んでいくのか、注目だ。
湘南の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(湘南担当 竹中玲央奈)
2013/06/18 10:45