6日の練習後、「今日は結構長くやったね」と曺貴裁監督。10時からスタートし、全体練習後の自主練習が終わるころには時計は12時半を指していた。それぞれが練習に取り組む中、一際目を引いたのが亀川諒史に対する曺監督の“個別指導”だ。
曺監督は、亀川自ら「自分の課題」というクロスボールに対してのマーキング時の体の使い方やクリアを徹底的に指導。周囲が見守る中、ボックス内での際どいボールに対して体を投げ出してクリアする練習も、亀川一人に対して行われた。
「シーズンが始まったときから、相手のクロスボールに対する守備は自分の課題だったし、チームとしてもそういう部分が弱い」と亀川。攻撃力は申し分ないだけに、課題としている守備の部分が改善されれば、目標とする「2016年の五輪代表入り」も近づいてくるだろう。
絶賛売り出し中の20歳の成長過程を、目に焼き付けてほしい。
湘南の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(湘南担当 竹中玲央奈)
2013/11/06 17:10