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　苦境のなか連戦を迎えるチーム。明治安田J2第9節・長崎戦に向け、今週もトレーニングを立ち上げた。
 
「監督もこの連戦を浮上のきっかけにすると言っていたし、自分もそうしたい」と兵働昭弘。「今日もみんな明るく前向きに取り組んでいて、それももちろん大事だけど、いまのまま連戦がはじまったらこのままになってしまう可能性もある。もっと一人ひとりが危機感をもってやるべきだし、自分たちで変えられる」。
 
　今季大幅に戦力が入れ替わったなかの新加入の一人。清水時代にも当時ヘッドコーチだった田坂和昭監督の指導を受け、中盤の要として統率力が求められるなか、「自分もまだ大分のサッカーに慣れることを考えてやってきた」と慎重な入りを見せていたが、そろそろそのポテンシャルを見せてもらいたいところだ。
 
「思っていることは言うべきだし、これからは自分ももっと声を出せるようにしていければ」
 
　経験豊富なゲームメーカーの存在感アップに期待したい。