前節の岡山戦は今季最多失点となる0-3で敗れた熊本。次節は今年J2入りした金沢を迎えるが、5連勝と勢いのある相手に対して受けることなく積極的な姿勢を表現し、連敗から脱したい。
その岡山戦、3点を追う展開で迎えたアデイショナルタイムに決定機があった。しかし、上村周平が放った右足のシュートは惜しくもポストを叩いて、プロ初ゴールとはならなかった。
「相手もついて来てないフリーの状態で抜け出せたんで、『入った!』と思ったんですけど…。時間はなかったけどあれを決めとかないと…」と悔しそう。
2年目を迎えて先発にも定着しつつあり、「自分がやりたいことはある程度出せていると思う」と話しつつ、「相手が前を向けないくらい、もっとプレッシャーを与えて守備のところでしっかりつぶしに行かないといけないと思います」と、持ち味の守備をさらに高めるつもりだ。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/04/22 15:36