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　天皇杯3回戦の千葉戦（13日）を控えた9日の練習後、ランコ・ポポヴィッチ監督は「林（容平）も練習で良い仕事をしています。チャンスが巡ってくるかもしれません」と語った。この日の林は、強烈な右足シュートを右サイドネットに突き刺すなど、積極性とゴールハンターぶりをアピール。そういった姿も評価されたようだ。

「まだアピールが必要だけど、けが人も多いですし、チャンスがくるかもしれない」と、自身も試合への準備を進める。

　その林が心待ちにしているのが、中央大で同期だった千葉のDF大岩一貴との対決だ。「大岩がキャプテンで、自分が一応副キャプテン。一緒に、どうやったら強くなるのかという話をしていたような仲間でした」。

　一緒にプレーしすぎて「あっちがオレの癖が分かりきっているかも」と笑いながらも、「できたら、仕掛けたい」と話した林。多摩の野猿街道沿いで互いを高め合った同級生対決は実現するか。

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