18日、甲府はJFLのホンダFCと練習試合を行った。メンバーは13日の前節・柏戦に先発しなかった、出場しなかった選手が中心。甲府は河本明人のハットトリックなどで後半に突き放し、5-2でJFLの強豪を下している。
この試合に先発したのがマルキーニョス・パラナ。来日後初の対外試合で、彼にとっても昨年11月以来という実戦だった。前半は右SBとしてプレーし、後半からはボランチに移った。甲府は10日のナビスコカップ・大宮戦で津田琢磨、新井涼平と守備の選手に負傷者が出たため、いろいろなポジションをこなせる“マルチなマルキ”の存在は大きい。次につながるテストとなった。
城福浩監督は「ゲームの中でスピード感に慣れるところが大事」と起用の意図を説明する。本人は「リズム感を早く戻したい」、「いろいろな人の名前を覚えないといけない」と課題も感じつつ、「いつでもいける状態はできている」とすでに臨戦態勢だ。
【写真】マルキーニョス・パラナ(中央)は練習試合でマルチさを見せた
(甲府担当 大島和人)
2013/04/17 18:00