「3週間前は7人がいなかった。でも今日からフィールド全員が帰って来た」(城福浩監督)。負傷明けの石原克哉、新井涼平、ポッチケらが群馬とのトレーニングマッチでは元気にプレーした。フィールドプレーヤー26名すべてが戦列に並び、残り4試合を「今日のリバウンドがなければ、全員が90分やれる」(同監督)という最高の状態で迎えることになった。
試合は甲府が5-2と勝利した。活躍が光ったのは、9月8日の天皇杯2回戦・福島ユナイテッド戦で決勝ゴールも決めているポッチケ。9月12日の練習中に右足ハムストリングスの肉離れを起こし、「来日直後にけがをして、ボールを長い間蹴れず苦しかった」(ポッチケ)というレフティーが、62分から出場した。66分には素晴らしい抜け出しから井澤惇にプレゼントパスを供給して4点目を演出。68分には得意の左足で自ら5点目を決めるなど、2点に絡む活躍を見せている。
甲府の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(甲府担当 大島和人)
2013/10/29 12:58