浦和と札幌は11日、J1第32節を厚別で行った翌日に、宮の沢白い恋人サッカー場にて「TEAM AS ONE 北海道胆振東部地震サッカー交流」と題して、北海道胆振東部地震の被災地の一つである札幌市清田区のサッカー少年団を招いてサッカー交流を行う。
10日の試合では、浦和の選手、スタッフが街頭に立つなどして集めた義援金を、浦和・淵田敬三社長から札幌・野々村芳和社長に手渡すという。
「チームとして、またサッカー選手として夢を与えたいし、誰かの助けになれたらうれしいと思っている。(11日の札幌でのサッカー教室、それに選手みずから集めた義援金を渡すことで)少しでも誰かのためになればいい」と長澤和輝。なお、選手らが参加した10月3日の活動では152万6,068円が集まった。また埼玉スタジアムでも9月から募金箱を設置し、10月3日の金額を含めて、現在公表されているだけでも4,275,082円が計上されている。
浦和は今回、札幌戦帯同選手全員が参加する予定で、オフを返上しての活動となる。
札幌には河合竜二や小野伸二、期限付き移籍中の駒井善成にペトロヴィッチ監督など、元浦和のメンバーもいる。関係の深い両者がタッグを組んで行う今イベントは、10時から11時半まで行われる。練習場に隣接するオフィシャルショップ「CONSA BASE」ではこの日限りの特別SALEも実施するというから、当日は盛り上がりそうだ。
写真:田中直希
(浦和担当 田中直希)
2018/11/08 19:10