Jリーグは17日、各月のJ2リーグにおいて最も活躍した選手を表彰する『明治安田生命JリーグMastercard priceless japan 月間MVP』の9月度受賞選手に、松本のDF飯田真輝が選出されたと発表した。9月に行われたリーグ戦5試合のうち3試合で無失点を記録するなどチームの堅守に貢献したほか、第35節・山口戦ではセットプレーからゴールを決めるなど攻守に活躍したことが高く評価されての初受賞となった。
しかし飯田自身は「実感はないですし、(公式サイトで発表した)あのコメントどおりです」と至って冷静に受け止めており、ここまでの試合について「前線の選手の守備からチャンスを作らせていなかったので、自分も含めた後ろの選手というよりもボランチから前の選手の動きが効いていたと思う」と組織的な守備ができていたからこその安定だったと強調する。
その上で「(今節の対戦相手の)岐阜さんはもっと自陣に進入してくるでしょうし、そういう試合を(失点)ゼロで守れるかどうかだと思う」と今週末の岐阜戦を、ラストスパートに向けての試金石にしたい考えだ。岐阜とは前回対戦時(第13節)に0-2で敗れているだけに、今節はリベンジが求められる一戦。守備の要として、またチーム最古参選手としての多岐に渡っての活躍が期待される。
(松本担当 多岐太宿)
2018/10/20 13:53