札幌のジュリーニョが山口に期限付き移籍で加入し、8月15日から練習に合流した。
2016年に当時J2だった札幌へ加入したジュリーニョ。同年、山口と対戦した試合(第15節、第26節)で2ゴールを記録し、シーズンを通しては12ゴールを挙げてJ1昇格の立役者の一人となった。今季は出場機会に恵まれない中でも途中交代で2試合に出場して2ゴールを決めている。
左利きのMFで、身長は山口のフィールドプレーヤーで最も背が高い山下敬大、福元洋平に並ぶ184センチ。霜田正浩監督は「今までいなかったタイプの選手」の加入を喜び、「アタッカーとして点を取る、アシストするという得点力アップのところで、彼の個人的な能力をチームに還元してもらいたい。ボールをしっかり収めてもらい、前を向いてゴールを狙うことを迫力を持ってやってくれれば」と活躍に期待する。
チームに合流した初日は、主将の三幸秀稔と積極的にコミュニケーションを取る姿が見られた。ジュリーニョは「チームの目標を達成するために自分の力が必要とされている。まずは早くチームのリズムに合わせたい。(山口の)今の状況はうまくいっていないけど、その状況は変わると思う。負けることは大嫌いなので強い気持ちでプレーしたい」と話した。
写真:松原純
(山口担当 松原純)
2018/08/17 14:32