8月14日に30歳の誕生日を迎えた町田の森村昂太にとって、週末の松本戦は、30代最初の公式戦となる。その松本は、現在J2で首位。2012年のJリーグ参入同期との対戦は、首位決戦の可能性もあったが、町田は前節の千葉戦で3点差を追いつかれて引き分けに終わっているため、3位に後退した。“同期生”による首位決戦こそ実現しなかったが、森村本人にとっては「すごく楽しみにしていた」試合でもある。しかも、松本の敵地・アルウィンでは、昨季のアウェイゲームで左足のミドルシュートを叩き込んでいるため、本人は「そのイメージが残っている」という。前節の千葉戦で3ゴールすべてに絡む活躍を披露した森村に懸かる期待は大きい。
「ここまでプロとしてプレーしてきて、上位争いや下位にも絡まないシーズンを過ごすこともあった中で、今は自分たちの価値を高める位置にチームがいる。大きなことにトライできることに感謝しながら、松本戦に臨みたい」
30代を迎えた森村が、首位撃破のキーマンを担う。
写真:郡司聡
(町田担当 郡司聡)
2018/08/17 14:25