西日本を中心に大きな被害をもたらした平成30年7月豪雨。その豪雨は去ったが、被災地にはいまも大きな災害の爪痕が残る。岡山県出身で讃岐に所属する瀬口拓弥もその現状について険しい表情を浮かべた。
先日、瀬口のインスタグラムで浸水被害にあった実家の様子が投稿された。被害のあった日は「水戸戦前日だったので自分は関東にいて、嫁が母親と連絡をとってくれていました。関東までニュースがなかなか入ってこない状況で、SNSやインターネットを使って調べ続けていたので、携帯電話を離せませんでした」と不安な状況が続いていたことを吐露する。そして、「いつどこで何が起きてもおかしくない状況です。まだ復旧できたわけではないですし、これを機に(いろいろ考える)というのはまだ簡単ではありません。僕はいま香川県に住んでいますが、同じようなことが香川県でもいつ起きるか分かりません。香川県の方も準備をするべきだと本当に思ったので、自分のSNSで(地元の状況を)投稿させてもらいました」とメッセージを発信した経緯と意図を言葉にした。
Jリーグではすべてのクラブで義援金募金を行うことを発表し、すでにホームゲームなどで実施しているクラブもある。讃岐も街中に飛び出してさまざまな活動を行っているとともに、今節・千葉戦(21日18時・Pikaraスタジアム)のホームゲームでも募金を募る。
(讃岐担当 柏原敏)
2018/07/18 21:26