前節・大分戦(1○0)で決勝点となるPKを冷静に沈めた大宮の大前元紀が、ついに得点ランキングのトップタイに躍り出た。チームが無敗を続けるここ8試合で7得点と、チーム好調の原動力と言っても差し支えないが、6月のJ2月間MVPを受賞した背番号10は「(得点ランキングは)特に意識はしていないですよ」と冷静だ。
「チームの順位がもっと上がればいいと思っているし、その中で僕も点をとってチームを助けられたら一番いい。それで最終的に僕の得点の順位も、チームの順位も一番上にいれば、一番いいんじゃないかと思います」
21日の徳島戦、そして続く松本戦、熊本戦の3連戦は、いずれも前半戦で敗北を喫したチームとの対戦。「3連戦は日程的にも天候的にもキツいところはありますけど、負けたチームとの3連戦ではきっちり勝ちたい」と意気込むエース・大前を中心に、酷暑の連戦を乗り切りたい。
(大宮担当 片村光博)
2018/07/18 17:08