服部順一強化部長は4日、「(3月31日の)鳥取戦で3発入れてチーム内の雰囲気も良いのでは?」の質問に対し「いや、逆にピリピリしています。監督も引き締めています」と話しており、河端和哉や高杉亮太も「別にそんなことはない。序盤だしまだ何もわからない」と表情を引き締めていた。
また、鳥取戦は再三左サイドから山田晃平のクロスが入ったが、直接得点につながることがなかったため、高木琢也監督も練習中に「クロスの質の前の問題として、ニアで潰れる奴が居ないじゃないか」とゲキを飛ばしていた。
ただし、得点パターンやゲームプランがしっかりとチームに根付いていることは、鳥取戦で証明された。これまでの試合で、すでに多くの選手がピッチに立っている。それは本来のポジションでなかったとしても、あるいは途中出場でも、選手はおそらく「誰にでもチャンスがあるんだ」という思いを持っているだろう。長崎は今、チームとしての勢いがある。
(長崎担当 植木修平)
2013/04/04 16:16