19日の明治安田J1第15節・長崎戦で、18歳の横浜FM・山田康太がインサイドハーフとしてスタメン出場することになりそうだ。
ルーキーながらこれまでリーグ戦では鹿島戦、磐田戦で先発出場してきた山田だが、16日に行われたルヴァンカップの新潟戦はインサイドハーフでフル出場し、テクニックや視野の広さを発揮して勝利に貢献。リーグ戦ここ2試合、インサイドハーフでプレーしてきた喜田拓也が新潟戦の負傷により長崎戦を欠場することが決定的であり、その代役として山田に出番が回ってくることが濃厚だ。
リーグ戦で初めて最も得意なポジションでプレーすることになるであろう山田は、「練習から良い形はできている。中2日だし、暑いからよりキツいと思うけど、良い選手もいっぱいいるので90分持たせるつもりじゃなくて前半から全力でやりたい」と意気込みを語った。
また、3トップの中央には、前節のG大阪戦は左ウイングでプレーした大津祐樹が入ることになりそう。練習中にも大津と積極的にコミュニケーションを取っていた山田は、「近いものを持っているというか、感覚も似ていてやりやすい。祐樹くんの良さを生かしつつ、自分も祐樹くんに生かされつつ、という感じで良い連係が取れれば」とポジティブに話していた。
インサイドハーフでプレーするとなれば「ゴールを取りたい」。その一方で「いまは内容も大事だけど勝って自信をつけて改善していくのも大事だと思う。(いまの横浜FMの戦術は)自信がないとできないやり方だと思うし、勝って反省することが大事」とコメント。プライマリーから所属するクラブの勝利のために尽力することを誓った。
写真:菊地正典
(横浜FM担当 菊地正典)
2018/05/18 18:50