神戸は10日、J1第14節・磐田戦に向けたトレーニングを行い、FW渡邉千真(写真右)とFWウェリントンが2トップを組み、アタッキングパターンを入念に確認した。
FWルーカス・ポドルスキが中盤で“フリーマン”となり、攻撃の手綱を握るスタイルで戦ってきた神戸。その司令塔が負傷離脱し、MF郷家友太やFWレアンドロ、MF安井拓也らが“フリーマン”となって自らの特徴を発揮してきたが、吉田孝行監督の中では、渡邉とウェリントンという強力なストライカーを前線に配置した[4-4-2]も視野にあるようだ。
0-2で敗れた前節・広島戦後、渡邉は「縦パスが入ったときにどう反応するか。そういう練習もしたいし、[4-4-2]がハマる部分はあると思う」と語っていたが、この日行ったのはまさにその形。連戦の最中で練習時間は限られるが、リーグ戦4試合勝星から遠ざかっている中、2トップはチームの新たな起爆剤としても期待されそうだ。
写真:小野慶太
(神戸担当 小野慶太)
2018/05/10 19:18