J1第12節・FC東京との対戦を控える神戸。渡邉千真は「健太さん(長谷川監督)になり、厳しさ、規律が出ている。もともと守備は堅かったけど、2トップを生かす形がハマっている」と、古巣であり現在2位につける強敵を警戒した。
これまでFC東京との古巣戦は経験済みだが、今季からはFC東京時代でもチームメートだった三田啓貴が加入。渡邉は「タマ(三田)とちょっと話したけど『ぜってえー、負けねえ』って。自分もその気持ちでやりたい」とフレッシュなメンタルで古巣戦と向き合う。
その三田との相性は抜群だ。「自分が(試合に)パッと出たときでも、フォローのタイミングが抜群。ワンタッチで落とせるところにサポートしてくれている」と称賛し、三田がここ4試合で3得点を挙げていることには「自分も『負けられない』って刺激になっている」と目をギラつかせる。
前節・川崎F戦は76分から途中出場。退場者が出る苦しいゲームだったが、「何としても勝点1はとらないといけなかった」と渡邉は悔しそうに語る。その上で、「常に与えられた時間で結果を出すことを心がけている」とも話し、チームを勝たせる得点への執着心をのぞかせていた。
(神戸担当 小野慶太)
2018/05/01 09:47