清水のヤン・ヨンソン監督は、昨季率いた広島との対戦に「極力平常心で臨めるようにしたいが、近づいてくれば特別な感情というものも生まれてくると思う」と複雑な感情を語った。
昨季、広島は開幕から18戦で勝点11。降格圏に沈んでいたが、ヨンソン監督就任以降は残り16試合で勝ち点22を獲得し、見事残留を果たした。今季、広島は首位を走っているが、「結果は素晴らしい。規律のいいチームに仕上がっている」と見ている。では、清水としてはどう戦うのか。「相手の特徴を把握している。それは選手たちに対して還元していこうと思っている。ただ、いい試合を見せるということは変わらない」と話す。前節、昨季から12戦続いたホーム未勝利をようやく止めた。チームとして勢いのあるいま、首位の広島を叩く準備はできている。
写真:田中芳樹
(清水担当 田中芳樹)
2018/05/01 18:46