4月30日、横浜FCの快速右SB・北爪健吾が26歳を迎えた。そんな背番号14は自らを祝福するかのように前節・徳島戦、プロ4年目でJリーグ初ゴールを奪取。「長かったですね(笑)。いつかとりたいなと思っていた。26歳になるので、自分にとってはすごくいいプレゼントになった」と笑顔がはじけた。
得点シーンは右ウイングバックの北爪が右サイドからのクロスをヘディングで合わせて奪ったもの。このようなアグレッシブなプレーで攻撃に拍車をかけ、全開で動き回って相手を混乱へと陥れた。
「相手より走って、相手にとってイヤなプレーをするということだけだったので、それができたというのが一番大きかった。この前のゲーム(前々節・栃木戦)は正直、不甲斐ないプレーが多かった。それに個人としても出ている試合で勝つことができていなかった。何より勝ったことがうれしいし、加えて(個人的に)結果を出せたというのは、自分にとってもすごく自信になった」
プロ4年目の北爪はここまで出場機会に恵まれず、悔しい時間も多く過ごしてきた。それでも努力を続けたことで、つかんだ歓喜のゴール。ようやく手にした目に見える結果で北爪はまた一つ大きくなった。
(横浜FC担当 高澤真輝)
2018/04/30 09:32